著者近影

Profile

宇奈月香(うなづきこう)

ソーニャ文庫様より「断罪の微笑」「僕の可愛いセレーナ」「臆病な支配者
ハニー文庫様より「わがまま男爵の愛寵」を刊行させていただいております。

代表作と、その作品についての思い

『断罪の微笑』

断罪の微笑」は出版させていただいた最初の一冊です。
“渾身の一作を!”という思いで挑ませていただきました。

当初は「誰も救われない」をテーマに構想を練っていたのですが、担当者様と何度も打ち合わせをさせていただく中で、幸せなラストへと落ち着きました。
それまでは長編を一気に仕上げるという作業をしたことがなく、ひぃひぃ言いながらも早朝から夢中で書いていたことを覚えています。

挿絵をいただいた時は本当に嬉しかった。
涙ぐみながら「本になるんだなぁ」と実感しました。

宇奈月香のすべての作品はコチラ

宇奈月香の本棚

手に取ったきっかけは忘れてしまいましたが、とても印象深い作品です。

個性的なアパートの住人達に翻弄されながらも暮らす主人公の心情がすごく身近に感じられ、夢中になって読んでいました。
お読みになった方なら一度は思うはずです。

「るり子さんの手料理を食べてみたい!」と

妖怪アパートの幽雅な日常
香月日輪

大好きな作家さんの大好きな一冊です。

御子柴礼司だなんて、どんな素敵男子かと思えば、とんだ悪徳弁護士! と思っていたのですが、読み進めていくうちにその認識が正しいのかも分からなくなりました。
彼のしていることは確かに「悪徳」だと思うのに、彼自身を知っていくほど憎めなくなっていく。

ストーリーも御子柴の担当する事件を追っているのか、それとも彼自身のことを見ているのか。
彼の犯した罪、そこから更生への歩み、現在。とにかく御子柴の存在が鮮烈で目が離せませんでした。

何度も予想をひっくり返される展開も面白かったです。

贖罪の奏鳴曲
中山七里

若宮が最後に呟いた言葉は、私の気持ちそのままでした。

八咫烏の世界を描いたシリーズの第三作目。
独特な世界観にもすんなりと入り込めたのは雪哉や若宮を取り巻く面々が個性豊かで、一見とっつきにくそうでありながらも親しみを感じられる場面を見てきたからでしょうか。

自分を偽ってでも家族を思う雪哉を待っていた若宮。
二人がこの先、どんな苦難に立ち向かっていくのか。
これからの展開がとても楽しみです。

黄金の烏
阿部智里