著者近影

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Profile

森沢明夫(もりさわあきお)

小説家。1969年、千葉県生まれ。

ベストセラー小説「虹の岬の喫茶店」が吉永小百合主演映画となったほか、「津軽百年食堂」「あなたへ」も映画で話題となりヒットする。
2015年は「ライアの祈り」が映画化され、6月から全国ロードショーへ。

近刊に「癒し屋キリコの約束」「ミーコの宝箱」「ヒカルの卵」などがある。
ノンフィクション作品「ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三」では、第17回ミズノ スポーツライター賞優秀賞を受賞。
絵本やエッセイなども多数執筆している。

代表作と、その作品についての思い

『虹の岬の喫茶店』

国民的大女優、吉永小百合さんが読んで感動して下さり、しかも、自ら初のプロデューサーをつとめつつ、主演映画にして頂けたという……まさに「光栄」でいっぱいの作品です。
吉永さんから頂いたお手紙は、わが家の家宝です。

作中の登場人物やストーリーはすべて架空ですが、舞台となる「岬カフェ」は、内房に実在する喫茶店をモチーフにしました。
思いがけず韓国でもベストセラーになり、モデルとなった喫茶店にはいまでもよく韓国人が訪れるそうです。とても嬉しいです。

ぼくは常々「幸せは、なるものではなく、気づくもの」だと思っているので、その思いを物語にそっと封じ込めてみました。
本書を読んで下さった読者の皆さんが、読了後、ほんの少しでも「幸せ」に近づいてくれたら著者冥利に尽きます。

主人公「悦子」の生い立ちや願いなどに、ちょっとしたミステリー要素を含ませてあります。
ぜひ、読んで、ほっこりして、そして、幸せのため息をつきながら最後のページを閉じて下さい。

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森沢明夫の本棚

血湧き肉踊るハードボイルドです。
世界を股にかけたスケール感と、命を賭けた男たちの冒険に魅了されて、ページを止められなくなります。
想定外のラストにも驚嘆しました。

猛き箱舟
船戸与一

ひたすら飛行技術を極めようと努力することで自ら成長していくジョナサンの姿は、「人はなぜ生きるのか?」「人はどう生きるべきか?」という根源的な問いに対する、ひとつの答え(の方向性)を示してくれる気がします。
十年に一度ずつ読み返したい作品です。

かもめのジョナサン
リチャード・バック

不器用でぶっきらぼうな父と、やさしい息子、そして、二人をとりまく人々の人情に泣けます。
ぼろぼろ涙がこぼれてしまうので、外では読めないくらいです。
重松さんならではの美しい文章に、心が磨かれた気分になります。

とんび
重松清

日本と世界の川を下って旅をするカヌーイスト、野田知佑さんのエッセイです。
読んでいると胸がわくわくして、何だかもう、たまらなくなります。

口惜しいけれど、本書を読んだ男はみな野田さんに憧れ、女はみな野田さんに惚れてしまうと思います。
日本の川を旅する」も、同様に素晴らしいのでおすすめです。

のんびり行こうぜ
野田知佑

とにかく最後が気持ちいい。スカッとします。
スカッとしすぎて、うっかり涙が出るほどです。

愛する娘の敵を討つため、勇気を振り絞って立ち上がった、いまいち冴えないお父さんの活劇です。

フライ,ダディ,フライ
金城一紀