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Profile

三浦勇雄(みうらいさお)

 ライトノベル作家。1983年2月生まれ。北海道札幌市在住。
 第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の審査委員特別賞を受賞し、『クリスマス上等。』でデビュー。
 
 著作はMF文庫Jより『上等。』シリーズと『聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>』シリーズ、ノベルゼロより『皿の上の聖騎士<パラディン> -A Tale of Armour』シリーズ。

代表作と、その作品についての思い

『聖剣の刀鍛冶<ブラックスミス>』シリーズ(MF文庫J)

2007年から2013年の間に刊行した、全16巻のシリーズ作品です。

全巻、魂を込めて書きました。けれど今読み返すと随所に当時の未熟さが垣間見え、「あそこはああしていればよかった」と反省することしきりです。
でも現在手がけている作品も、十年後に読み返せば「あそこはああしていればよかった」と反省するのだと思います。

僕の著作ではおおよそのキャラクターが(肉体的に)ボロボロになるのですが、本シリーズはその筆頭に当たる作品です。
戦うことを生業とする人物たちは元より、非戦闘員までボロボロにするのが信条です。そこまでやってようやく物語は面白くなる。

僕自身もボロボロになりながら書きました。
だからこそ、粗はありますが、それでも胸を張って「三浦勇雄の代表作です」と言える作品になったと思います。

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三浦勇雄の本棚

僕の青春時代のど真ん中を射抜いた作品。

キャラクターもストーリーも設定も戦闘描写も何もかもがカッコよくて、ただただ夢中で読んでました。

今もずっと僕の根っこにある作品です。

『魔術士オーフェンはぐれ旅』シリーズ(富士見ファンタジア文庫、後にTOブックスより新装版が出版)
秋田禎信

ミステリー小説を読むときは、ある程度先の展開を予想しつつも、基本的には騙されるつもりで読みます。
そのほうがきっと楽しい読書体験になるからです。

そういう意味で本書には気持ちいいくらいに「騙されたー!」となりました。
この気持ちよさを皆にも味わってほしい。

『カラスの親指』(講談社)
道尾秀介

短編集。
知人に薦められたのがこの本を読むきっかけでした。

SFに造詣が深いか否かで好みの話は分かれるらしいのですが、造詣が深くない僕は断然に『漂った男』が好みです。

この一編に限らず、小川一水先生の作品には〝生命力〟が溢れている。

『老ヴォールの惑星』(ハヤカワ文庫JA)
小川一水

VOCALOID楽曲を聴くのが趣味という流れから読んだのですが、素晴らしかったです。

本書には〝浪漫〟がこれでもかと詰め込まれ、最初から最後までワクワクしっぱなしでした。

VOCALOIDという存在を愛している人にこそ読んでほしい。

『南極点のピアピア動画』(ハヤカワ文庫JA)
野尻抱介

高校生のとき、作家を目指しているということを日本史の教師に伝えると、何冊か本を薦められました。
作家になるんだったら最低限これくらいは読んでおけ、と。

その一冊が『悪童日記』でした。
僕はシンプルな話、シンプルな文章を好む傾向にあるのですが、その理想形のような作品で、不思議な読後感は今も記憶に根深く残っています。

『悪童日記』(ハヤカワepi文庫)
アゴタ・クリストフ