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Profile

希彗まゆ(きすいまゆ)

神奈川県在住。3月18日生まれ。

2015年1月、株式会社アルファポリス様より「不埒な彼と、蜜月を」で出版デビュー。

まだまだ作家と呼べるほどの者ではありませんが、今後もちょこちょこといいおしらせをさせていただけたらなと思います。

代表作と、その作品についての思い

『不埒な彼と、蜜月を』

笠間花純、29歳――処女。彼女は親から強要されたお見合いの二日前、ある決意をする。

「わたしの処女、もらってくださいっ!」相手は、会社でも遊び人と名高い成宮未希。
どうせ知らない相手と結婚するなら、先にHの上手い彼といい思い出を作ろうと考えたのだ。
一方あっさり了承した成宮は、花純が初めてにもかかわらず、いっぱい気持ちよくしてくれて……。

そして二日後のお見合い当日。
その場にやってきたお相手は、何とその成宮だった! 
しかも即婚姻届を書かされ、翌日には新婚生活!? 怒涛の結婚劇から始まる、蜜甘新婚ラブストーリー!
(以上、エタニティブックス公式サイト様より)

この作品は初めて書いたときには、キャラも設定もわたしの中でできあがっていたためか、すらすらと書き進めることができました。
それでも書籍化にあたり、拙い点が多々あったおかげで改稿につぐ改稿に、産みの苦しみってこういうことをいうのかなと身に染みて思った作品でもあります。
そのぶん、無事書籍化されたときには、本当に嬉しかったです。

「読者を意識して小説を書き続ける」という気持ちを持ったきっかけとなった本、だと思います。

読んで下さった方に、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

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まだこの作品が世の中で騒がれていないころ(少なくともわたしの耳には入っていないころ)、母にプレゼントされた一冊です。
それまでも本の虫だったわたしは、「こんな本もあるんだ!」といろいろな意味で目から鱗、夢中になりました。
この装丁にした方も、本当にこの本のことがよくわかっていてセンスのある方だな、と子どもながらに感嘆した記憶があります。

無謀にもファンレターを書きたい、と思った作家はエンデが初めてで、でも英語がわからないからもっと大きくなって勉強したらと思っているうちに、訃報が入り……日本語でもいいからファンレターを出しておけばよかったとものすごく後悔しました。

サーカス物語」「ゴッゴローリ伝説」など戯曲に興味を持ったのも、エンデがきっかけでした。
わたしの小説の原点になった作品だと思います。

はてしない物語
ミヒャエル・エンデ

学生時代、同級生たちの流行に乗っ取らず難しい本ばかり読んでいた友だちが、この本を熱心に読んでいたのを見てわたしも興味を持ち、数年後くらいに読みました。

三国志ってこんなに面白かったんだ!と一気に全巻読破しました。
なんというか、情景も心理描写も細かいのですよね。

歴史のことを書いた作品のはずなのに、人物に軸があると思わせてくれるため(実際そうなのかもしれませんが)読むのがまったく苦じゃないんです。
そして、わんさと出てくる登場人物それぞれにしっかりと性格があり(どれも実在の人物なので当たり前のことなのですが)、それがしっかりと書かれているので飽きることがありません。

誰が一番好きかと問われたらものすごく悩むのですが、夏候惇でしょうか。
お気に入りの登場人物は誰かと語り始めたら、止まらなくなること必至の作品のひとつです。

三国志
吉川英治

この本が出た当時、有川さんの新作は動物ものなんだ、と軽い気持ちで購入し、読み始めたのですが……
序盤から「もしや」という思いに駆られ、一気に引き込まれ、最後は号泣でした。
大人になってから本を読んであんなに泣いたのは、本当に久し振りです。

「お約束」と言えば「お約束」なのかもしれませんが、それ以上のなにかも必ず感じさせてくれる一冊です。
この世に動物との交流を描いた本は多々あれど、一冊としておなじ本はないのだな、と改めて考えさせられました。

有川先生の本はそれまでわたしの中で「植物図鑑」「キケン」と並んで1位だったのですが、この本を読んでこれも並ぶほどになりました。(もしかしたらこの本がわたしの中では「1位」かもしれません)
泣きたくない人は絶対に読まないほうがいいです。
いろんな意味で「優しくありたい」と思う人にもオススメです。

旅猫リポート
有川浩