著者近影

Profile

仮名堂アレ(かめいどうあれ)

ライトノベル作家 東北学院大卒 文化人類学専攻 
既刊:小学館ガガガ文庫『コピーフェイスとカウンターガール(全3巻)』

代表作と、その作品についての思い

『コピーフェイスとカウンターガール』

シリーズ全3巻ですが、それぞれ自分の中でのテーマ曲というか、執筆中にイメージとしてよく聞いていた曲があります。
1巻はBUMP OF CHICKENの『天体観測』、2巻は同じくBUMP OF CHICKENの『プレゼント』、3巻はくるりの『ばらの花』です。

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仮名堂アレの本棚

暗殺集団に巻き込まれた中学生の戦いと絆の物語。
登場人物の日常が丁寧に描かれ、現実のすぐ隣で非日常が起きている隣接感が他のバトル小説とは一線を画している。
ヒロイン、小松喜多見が最高に地味かわいい。

ほたるの群れ
向山貴彦

人を好きになった時、相手に一方的に依存することなく、いかに対等に付き合い、お互いを高め合っていくことができるか。
仲間、部下、恋人、友人との間柄が静謐に描かれる王宮ファンタジー。

赤髪の白雪姫
あきづき空太

男のロマンが全部マシマシで盛られたロードムービー形式のファンタジー。
個人的に必見なのは図書館であらゆる知識を吸収していくエピソード。そして圧倒的なモテ。ラゴス、てめえちょっと俺と代われ。
読了後、タイトルが『ラゴスの旅』ではなく『旅のラゴス』であることに極めて納得。

旅のラゴス
筒井康隆

インターネットがテキストサイト全盛期だった頃を舞台とした、理想と絶望がないまぜになった群像劇。
ドラッグと倦怠で出口のない日常の中、圧倒的な存在感を誇るヒロイン、マッカ。
ヒロインと一緒にダメになっていく忸怩たる過程は不思議な酩酊感がある。

電気サーカス
唐辺葉介

刑務所の中と外を舞台にした純愛BL小説。
出口も可能性もない苦境の中で見出された希望。それが結果的に同性だったという哀しき合理性。
圧倒的な筆力により、点と点が線になっていく過程はまさに小説のダイナミズム。ノンケ推奨。

箱の中
木原音瀬

キャラクター小説の絶対王者。
どいつもこいつもまともな人間がいやしねえ。みんな生き急ぎすぎ。
誰かと誰かは必ず対立している。おまえら何と戦っているんだ? もちろん、人間と。
第二部が世に出なかったことが惜しまれる。

カラマーゾフの兄弟
ドストエフスキー

敏腕刑事の心臓を移植されて二重人格になった女子高生ひなたと、脛に傷持つ奔放な刑事クロウの凸凹コンビによる本格推理ミステリー。
見えていたのに気づけなかった伏線が回収されていく時のカタルシスは異様。

女子高生刑事 白石ひなた
早坂ガブ

ノスタルジーとクリエイティブが刺激されるkindle発の青春漫画。
ものを作ることの意味、それを支援してくれる人の意義、諦めないことの意地。圧倒的な熱力が込められた、読むと創作意欲が刺激される作品。

アニウッド大通り
記伊孝